LGBTQへの認知が広がり世の中に多様な性がある事は知られています。しかし自身の性がまだ分からないという人もまだまだ沢山います。LGBTQの多くの方が、幼少期や10代の頃から漠然と周りとの違いを感じていたと言います。
・スカートや可愛い服を着たいけれども、男の子が着たらダメなのかな
・女の子同士だけど、あの子に対してドキドキする
・自分の体がどうしても嫌
・なぜ制服のズボンを履かなくてはならないのか
・この辛さはいったいどこから来るのか
・自分は変なのかな…
・親や友人に打ち明けたらどんな風に思われるだろう
・本当の自分を出したらいじめられるかも
このような悩みから自殺を考えるくらい追い詰められてしまう人もいます。LGBTQのお茶会に参加した際『社会的な問題を話し合うよりも、まず自身の性を見つけ心を整理したい』と仰っている人がいました。
多様な性をカミングアウトして生活している人達も、現状に至るまで多くの葛藤を乗り越えてきています。その点も踏まえ、お互いに人として敬意ある態度で接したいものです。
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