LGBT カミングアウトでありがちなこと


LGBTQという言葉が世界中で広まり、日本でも自身の性についてカミングアウトする人が増えてきました。自分の性を認識するまでの葛藤を乗り越え、勇気を出してカミングアウトしてくれるという事は、相当信頼してくれているという証拠です。自分が大事にしていることを伝える時や、相談をする時は絶対的に信用に於ける人に打ち明けますよね。


LGBTのカミングアウトの時に、このような返答をよく耳にします。
「へぇ~ Lだったんだ。良いんじゃない、でも私の事は好きにならないでね」
とっても不思議な返答です。


女性の皆さん、男性全員が恋愛対象ですか?
男性の皆さん、世の中の女性全てが自分を好きだと思いますか?
カミングアウト=あなたへの愛の告白ではありません。仮に後々告白されたとして何が問題なのでしょう。あなたも相手と向き合って自分の気持ちを伝えれば良いのです。まずは自分の事を打ち明けてくれた、相手の気持ちを大切にしたいですね。


「正直に教えてくれてありがとう。○○さん自身は今までと変わらないんだから、これからも私達の関係はずっと変わらないよ。」
「もう前から気付いてたよ!分かってて友達だったんだからね」

など『一人の人間』として受け止めてくれる言葉が、涙が出るほど嬉しかったという意見も聞きます。


通常「はじめまして 自分は男性です」と自己紹介しません。伝えたとしても偏見や関係が壊れる事への不安はありません。性の多様性が当たり前の世の中になれば、自分の性を敢えて伝える必要もないのです。LGBTQへの理解が進んではいるものの、まだ偏見や受け入れられない人がいるのも事実。カミングアウトしてくれた相手への敬意を常に心に持っておきたいものです。

多様な文化が新しい未来を創る

バラエティ豊かな発想力を持つ人や、様々な文化を持つ人達。 そのような人達がいたからこそ、新しい時代が築かれてきました。 しかしながら他人と異なる価値観や概念を持っている人達は、生きづらさを感じて生活しているのも事実です。 このサロンは、様々な個性を持つ人も、共に心地よく過ごすにはどうすれば良いかを考えるグループです。 発達障がい・LGBTQ・在日外国人など当事者と一緒に考えて行きます。

2コメント

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  • Naoko N

    2019.10.24 05:18

    LGBTQもストレートの方達と同じように人それぞれです。それ故どんな接し方をすれば良いかは、関わっていかないと分けらないのです。Aさんは気にしない事でも、Bさんにとっては失礼に当たったり…。 一般的に知っていた方が良い情報などは、今後もブログで伝えていきますね!
  • Tetsu

    2019.10.24 03:47

    私はLGBTQは全てを肯定しています。実際に接したことはなく、機会があったときにどのような言葉で接することが良いのか。ずっと気になっていました。もっと社会全体が認めていけたらいいと思います。