このオンラインサロンは「マイノリティー全体」もしくは「マイノリティーを応援したい方」の為のグループにしています。ここで言うマイノリティー=社会的少数派の事です。なぜ「障がい者」「LGBT」と決めていないのか。それには理由があります。
★個性は一つではない
今まで出会った人達の中には「LGBTQで発達障がいを持つ方」「外国人で発達障がいの方」「LGBTQの外国人」など、個性豊かな方々がいらっしゃいました。そのような人は、発達障がいの特徴は受け止めてもらえるけれどLGBTQの個性は受け入れられないのでしょうか。どちらもその人の個性で他人と違う部分が多いだけ。そう考えるとカテゴライズがない方が自然ではないかと思います。障がい者は25人に一人、うつの方は15人に一人、LGBTQは13人に一人と言われています。様々な少数派が集まれば、もはや多数派なんていないのかもしれません。
★「普通」という概念にとらわれない
社会的少数派の方は、世間一般で言われている「普通」に疑問を持ちながら生きてきた人が多いと思います。「普通」というのは国によって異なりますし、時代によって変化していきます。「普通」と違う個性や、新しい発想力が楽しさを生むこともあります。
★お互いを受け入れられる柔軟性
社会的少数派の人は、様々な経験から苦難を乗り越えてきています。理解してもらえない悲しさを知っています。その分、受け入れてもらえる喜びも知っています。辛さや乗り越えてきた道は人それぞれですが、そのような経験をしてきた人は自分と違う概念を持った人とも協力していこうとする気持ちがあります。
★自分と違う人と支え合う事に未来がある
自分と同じ悩みを持つ仲間といることは、心を癒すためにも必要です。しかし心が癒され自分の中の問題に区切りがついたら、少し世界を広げてみるのも良いと思います。全員が「私の個性や特徴を受け止めてほしい」と言い続けても何も変わりません。お互いが「あぁ、○○さんはこのような部分に理解を示してほしいんだなぁ」と歩み寄った時にはじめて友好的な繋がりができます。
少数派も多数派も「人」ですから、お互い得意な面で支え合えっていけると良いですね。
2コメント
2019.11.13 06:04
2019.11.12 03:41