発達障がい者が就職する際、クローズ、オープンどちらで応募するか分かれます
・クローズ→発達障がいである事を伏せて一般応募する事
・オープン→発達障がいの診断を伝えて応募する事
ハローワークなど職業支援の方に「診断を受けた事を伏せたい」と言えば、先方の企業に何も言わず紹介をしてくれるそうです。
クローズで応募した場合オープンで仕事を探すよりも選択肢が広がりますが、健常者と同じ扱いで就職する為、仕事量や内容などの配慮は期待できません。しかし就労支援をして下さった方は障がいがある事を知っているので、就職してから企業と合わなかった場合助けを求める事ができます。
オープンで仕事を探す場合、ある程度企業側の配慮は期待できます。企業は障がい者雇用をすると国から補助金が出る為、受け入れもさほど少なくありません。しかし共に働く全員が障がいについての知識を持っているわけではないので、入ってからの大変さは変わりません。
現在障がい者雇用が広がり、様々な職種で働けるようになっています
アパレル、雑貨チェーン、システムサービス、建設会社、リゾート開発、販売、ドラッグストア、保険会社、スーパー、保育所、IT関連、農業法人、役所、葬儀社、工房、コンビニエンスストア、高齢者福祉施設、人材派遣
保護者の中には「うちの子がこんな会社に入ってやっていけるのかな」と心配になる方もいらっしゃる様ですが、入って実際に働いてみないと分からないのは障がいの有無に関わらず誰でも同じです。実際に働いてみて、今まで全くできなかった計算ができるようになるなど、苦手を克服できたりする事もあります。「無理をしすぎない」を心に、実践を通して成長していくのが働く楽しさなのかもしれません。
参考:『障がいのある子育てと障碍者就労支援が交わったところ』勉強会
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