とある放課後デイサービスに見学に行ってきました。『放課後デイサービス』という名前は聞いた事はありましたが、実際に活動の場を見学したのは初めてでした。
この施設は保育園~高校生まで、幅広い年齢の子が通っています。高校で通っていた子どもが大学生になってボランティアで来ていたりもしました。第二の家のような雰囲気。
どの年齢の子にも合うようなプログラムが用意されており、運動を通した感覚統合遊び、学習指導、小グループでのゲーム、クッキング、曜日によって造形教室など、個々に合った活動を幅広く取り入れていました。特に感覚統合遊びは、子どもの脳と身体に関しての知識が詰め込まれており、ハンモックやトランポリンを使った平衡感覚を鍛える活動が行われていました。そして、こちらの放課後デイサービスの特徴だと思いますが、運動後に活発になった心身を落ち着かせるために、アロマオイルを使用した足湯でリラックスしてから帰宅させるようにしていました。
もう一つ、こちらの施設の特徴として先生方の勤勉さが挙げられると思います。早めに出勤し、一人ひとりの子どもや週末の活動についての情報シェア。教授を招いての研修会や独自の勉強会などをこまめに開催。月1でプロの作業療法士に来ていただき子どもの行動を分析してもらうなど、専門家の力を借りて子どもの発達をサポート。そして子どもがいなくなった後、今後の活動についてのミーティングを行う。先生方がこんなに勉強熱心で、一人ひとりの子に向き合っているという事を知り、感動あふれる一日でした。
放課後デイサービスは障がいのある子どもにとっても、その親御さんにとっても心の拠り所と言えます。このような場所が多くあると、生きづらい子が減っていくのでしょうね。
次回は感覚統合遊びについてお話しします。
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2019.10.16 08:07
2019.10.16 05:02