今日はLGBTQの方との会話の際、気を付けておきたいことについてお話ししていきます。
非当事者の中では当たり前のように交わされている会話が、当事者にとっては差別的に感じている場合もあります。LGBTQの方も気分良く生活できるよう、覚えておくと良いと思います。
(LGBTQについてはこちらをご覧ください→いまさら聞けない!LGBTとは)
●Lはレズビアン(女性同性愛者)を指します。「レズ」という呼び方は、男性ポルノ向けのように感じる方もいるので、レズビアンと呼ぶようにしましょう。レズビアンの中には、ご自身を「ビアン」と呼ぶ人達もいるそうです。
●Gay(男性同性愛者)は「陽気な/派手な」という意味合いを持ちます。ひと昔前の「ホモ」や「オカマ」は差別用語ですので言わないようにしましょう。
●「結婚しないの?」「子どもを作るのは考えてる?」などの質問はセクハラと感じる人も中にはいます。ストレートの方も、この手の話題にはあまり触れてほしくない人もいます。また「どんな人がタイプ?」などしつこく聞く事も差別的に感じる場合があります。
●「男なんだからこれくらい」「女なんだからもう少し化粧をしたら」「髪の毛長いから切手きたら」など、先入観で植え付けられた男性らしさ・女性らしさを押し付ける言動も失礼に当たります。
●オネエっぽいしぐさの真似、どの性か詮索する言動、仕事の能力と性を結びつけるなども、差別にに当たります。
自分がこのようにされたら嫌だという内容もあれば、以外な会話内容がタブーだったりもしますね。13人に一人がLGBTQの時代。最低限のマナーとして、知識を持っていても良いと思います。
参考文献:職場のLGBT読本 柳沢正和/村木真紀/後藤純一
0コメント