発達障がい向けの勉強会での配慮

とある放課後デイサービスの勉強会でとても心地よい空間を提供して頂きました。


部屋にはソファー、籐、木など様々なタイプの椅子が用意されており、床に座って勉強できるスペースも用意。大きな窓からは自然の光が入り、室内の照明は優しいオレンジ色。隣の小さな部屋は、少し疲れてしまったらいつでも自由に使って休んで良いということでした。


講演が始まる前に先生から一言
「私の講演会では参加する方は居眠りするのも途中退出も自由です。横になって聞いて頂いても構いません。バランスボールに座って聞いて頂いても大丈夫です。大手企業ではそのように仕事をする場所もありますから。」


パワーポイントのピント合わせにも配慮していました。視覚過敏の方は画面のピントが合いすぎていると目が疲れてしまうそうです。


自由にして良いと言って頂けるだけで肩の力を抜いて参加することができましたし、リラックスした環境だからこそ余計な気疲れがなく、誰も居眠り、途中退出をしなかったのでしょう。もし居眠りをしたとしても後で皆で情報をシェアできれば良いのです。緊張感のある会よりも自由度が高い方が内容に集中できる。これが自然なのでしょう。


発達障がい者が増えて来ている中、企業や学校が発達障がいの知識を持ち、このような配慮が当然のように行われると良いですね。

多様な文化が新しい未来を創る

バラエティ豊かな発想力を持つ人や、様々な文化を持つ人達。 そのような人達がいたからこそ、新しい時代が築かれてきました。 しかしながら他人と異なる価値観や概念を持っている人達は、生きづらさを感じて生活しているのも事実です。 このサロンは、様々な個性を持つ人も、共に心地よく過ごすにはどうすれば良いかを考えるグループです。 発達障がい・LGBTQ・在日外国人など当事者と一緒に考えて行きます。

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